注意点と禁忌

必ずお読みください ~危険性を理解して安全に使用しましょう~

アロマテラピーは医療ではなく、精油は薬ではありませんが、使い方によっては望ましい影響をもたらしてくれます。しかし、場合によっては注意が必要です。とくに、妊娠中や出産後、病中、病後、高齢者の方は、医師に相談の上、精油の使用法に十分に気をつけてください。乳幼児に精油を使用することはできません。 

また、当店ではの精油の経口摂取(服用・内服)は推奨しておりません。 芳香蒸留水とソルブ(乳化剤)はすべて食品添加物の記載がありますが、これらも同様に、経口摂取(服用・内服)は控えてください。

ラベンダーとティートリーは直接肌につけることができる精油ですが、アレルギー反応を示す場合がありますので、事前に パッチテスト をして確認してください。その他不安や不明なことがある場合は、必ず医師に相談しましょう。

※当店で紹介している商品の使用例や使用感は、すべての方にあてはまるものではありません。また、当店では、使用した時に生じた問題に対する責任は負いかねますことをご了承ください。

パッチテスト

〈パッチテストとは〉

パッチテストは、お使いになる精油とキャリアオイルをブレンドしたものを二の腕や太ももの内側に塗布して、アレルギー反応の有無を確認することです。以下の場合は必ずパッチテストを行ってください。

・敏感肌の方 ・アレルギーのある方 ・体調が優れない時 ・初めて使う精油やキャリアオイル

〈パッチテストに必要なもの〉

・精油 ・キャリアオイル ・ガーゼや絆創膏(あれば) ・爪楊枝などのかき混ぜられるもの

〈パッチテストの方法〉

1.まず精油をブレンドするためのキャリアオイルを少量二の腕の内側や太ももの内側に塗布します。

2.キャリアオイル5mlに精油を2滴垂らし、爪楊枝などでかき混ぜたもの(希釈)を、二の腕や太ももの内側に塗布します。

3.塗布直度と24時間~48時間後に様子を確認します。

〈判定方法〉

・反応なし → その精油は問題なく使用できる

・赤みが少し出る → 低濃度で用いるか、似た作用の他の精油で代用する

・赤みやかゆみ、ボツボツが出る → アレルギー反応の可能性があります。皮膚に残った精油を大量の水で洗い流してください。

※パッチテストは、精油だけでなくキャリアオイルでも行ってください。

※かつてアレルギー反応を示さなかった精油やキャリアオイルでも、体調によっては反応を示す場合もあるので、製油やキャリアオイルを使用する際は、ご自身の体調も考慮してください。

※アレルギー反応は塗布直後に生じる場合と、時間が経ってから出てくる場合があるので、塗布後24時間~48時間後にも確認をしてください。塗布直後の様子を確信した後、塗布したところに絆創膏やガーゼなどを当てて衣類への付着や摩擦を防いでも問題ありません。

精油が目や口に入った場合

精油は目や粘膜には使用しないでください。精油がついた手で目をこすっただけでも刺激を感じます。十分に気をつけてください。万が一精油が目に入った場合はこすらずに大量の水で洗い流し、医師の診察を受けてください。

精油は経口摂取できませんが、万が一大量に誤飲してしまった場合は、口の中に精油が残っているなら、大量の水で口をすすぎ、速やかに医師の診察を受けてください。乳幼児が誤飲してしまった場合も、無理に吐かせようとしないで、直ちに医師の診察を受けるようにしてください。

光毒性

精油の中には皮膚につけて日光に当たると、紫外線と反応し、炎症やしみなどのダメージを与えるものがあります。当店で販売している精油の中で光毒性があるものは、ベルガモットオレンジビタークミングレープフルーツレモンです。もっとも強い光毒性があるベルガモットは、0.4%の濃度で光毒性を発揮しますので、朝につけて外出するようなことは避けて、就寝前につける程度の使用法に留めておいた方が良いでしょう。